上椎葉エリア開催内容 ~山は招く芸術祭~

鶴富姫を描く
滞在制作:10月7日~21日
展示期間:10月21日~11月7日
場所:鶴富屋敷:東臼杵郡椎葉村下福良1818

椎葉村で語り継がれる、鶴富姫と那須大八郎の伝説。

壇ノ浦の合戦を経て、椎葉の山奥まで落ち延びた平家の落人達は、武士としての生活を捨て、山地を切り開き慎ましい生活をしていました。源氏方の追手、那須大八郎はその姿を見て討伐を諦め、平基継の娘、鶴富姫と恋に落ち、その子孫が今の椎葉の人達につながるという話。

一族を守るため身を捧げた女性として語られる鶴富姫の姿は、強く、儚く、一人の女性として魅力的です。昔話でも伝説でも、鶴富姫の生き方から現代の私達が感じるものがあるのではないかと、鶴富姫を現代的に描き直すプロジェクトを立ち上げました。

10月27日、10月31日は、完成した鶴富姫の絵を眺めながら、
椎葉村文化協会の皆さんによる芸能を披露していただき、
宴席を楽しむ「今夜、鶴富姫と、鶴富屋敷で」を行います。
参加ご希望の方は、以下のリンクからお申し込みください。
※10月27日開催分は満席となりました。

今夜、鶴富姫と、鶴富屋敷で。予約フォームはこちらから

矢野 鈴奈(やの すずな)

1992年宮崎県延岡市生まれ。2016年女子美術大学芸術学部美術学科日本画専攻卒業。関東、九州を中心に個展開催やグループ展示に出展。主に日本画、油絵を製作。気持ちを動かされる人の表情、生き物たちの生命力を作品に落とし込んでいる。

                

ダムの音楽祭
日時:11月3日
場所:上椎葉ダム(東臼杵郡椎葉村上福良)

昨年度ワークショップに来てくれた馬喰町バンド・武さんの「ダムの反響が面白いから、ここで音楽祭をやってみたい」という一言から生まれたイベントです。

上椎葉ダムは日本初の大規模アーチ型構造のダムで、黒部ダムのモデルともなったこの美しいアーチ構造は、ダム好きの方々から閣下と呼ばれ親しまれています。

今回は、そのダムのアーチ構造による反響と360度を囲む山々によるやまびこを生かして、村中に音楽を響かせるような音楽祭を開催します。ひえつき節を始めとする椎葉の伝統的な民謡と、民俗や地域を愛し、全国を飛び回る馬喰町バンドとのコラボレーションによる音楽のお祭りです

馬喰町バンド(ばくろちょうばんど)

武 徹太郎・織田 洋介を中心に、太鼓にサックス・ピアノに唄にと、さまざまな音楽家の力を借りながら活動中。 「ゼロから始める民俗音楽」をコンセプトに、古今東西のあらゆる芸術表現にルーツを求め楽器開発から映像表現まで自ら実践するスタイルで、テレビ・舞台・アニメーションの企画にも活動の場を拡げている