えびの時空散走

えびのは宮崎県、鹿児島県、熊本県の県境に位置し、多種多様な人々の交流から独特の都市文化を築いています。そんなえびののまちなかに息づいている歴史、文化、物語の現場を、自転車で巡って体感し、語り合い、楽しもうというコミュニティ・サイクル・ツーリズムが「えびの時空散走」です。

ツアーの走行距離は 10㎞程度で、まちなかを走るので、ほぼ平坦です。普段、あまり自転車に乗っていない初心者ユーザーも大歓迎で、レンタサイクル(有料)もあります。

美しい田園風景の中、霧島山脈を仰ぎ見ながら、えびののまちなかを、自転車で巡ってみましょう!

■10/18(土) 「道の駅えびの」から「池島の黄金伝説」巡りコース

「道の駅えびの」からスタートして、前松原(馬のセリ市跡)、えびの焼の工房見学、松原(えびの最大の宿場)、森岡城・えびの市歴史民俗資料館、池島の黄金伝説、木崎原合戦跡地、伊東霊堂などを経て「道の駅えびの」に戻ります。約9 キロ。

【日時】2025 年10 月18 日(土)13:00~17:00(受付12:30~)
【集合・解散】アウトドアステーションえびの(道の駅えびの内)(宮崎県えびの市永山1006-1)
【参加費】一般2,000 円 高校生以下500 円
【サポーター】グンジキナミ、林田古都里


■10/19(日)「道の駅えびの」から「茶いっぺ(大溝原簡易郵便局)」巡りコース

「道の駅えびの」からスタートして、えびの駅(旧・加久藤駅)、明石酒造、三徳院、灰塚・ヨケシどんの黄金伝説、茶いっぺ(大溝原簡易郵便局)でランチ(えびの、宮崎の旬の食材を使った秋の彩り弁当)を食べてから「道の駅えびの」で解散です。約9 キロ。

【日時】2025 年10 月19 日(日)10:00~14:00(受付 9:30~)
【集合・解散】アウトドアステーションえびの(道の駅えびの内)(宮崎県えびの市永山1006-1)
【参加費】一般2,500 円 高校生以下1,000 円 ※昼食代を含む
【サポーター】下原田寿、林田古都里
【備考】途中で昼食休憩をはさみます。お弁当は事務局でご用意します。

■申し込み案内

【定員】各回10 名程度
【保険について】レクリエーション保険に加入いたします。
【お申し込み】以下のグーグルフォームからお申し込みください。
       https://forms.gle/SZ1C8duBUByB1FCs5

または、以下の連絡事項を記載のうえ、メールにてご連絡ください。

宛先:ebino.jikusanso@gmail.com
件名:「えびの時空散走」参加申し込み
本文:①氏名、②年齢、③性別、④メールアドレス、⑤電話番号、⑥住所、⑦参加日程、⑧レンタル自転車(電動自転車)の希望の有無

【締め切り】10 月12 日(日)まで (※ただし各回の定員に達し次第締め切ります)
【雨天の場合】雨天の場合は中止いたします。前日の17 時までに判断し、中止の場合はご連絡いたします。
(※雨天の場合も、代替として交流会等を実施予定です。詳細は申込者に個別にご案内いたします。)
【お問い合わせ】えびの時空散走 事務局
 メール:ebino.jikusanso@gmail.com 
 電話:0985-38-1150(アーツカウンシルみやざき(公益財団法人宮崎県芸術文化協会))

サポーター紹介

グンジ キナミ

【10/18(土)ツアー】
1990年えびの市生まれ。幼少期を加久藤で過ごす。写真家。文筆家。文芸誌「文学と汗」編集長。2020年から音楽グループ「nuun」として活動開始。また本屋で長年働いてきた経験を活かし、MRTラジオ「GO! GO! ワイド」内コーナー「GOGO書房 本棚からひとつかみ」にて毎週、本を紹介中。

下原田 寿 (しもはらだ・ひさし)

南九州みらいラボ代表。2025年5月、えびの市内の大溝原簡易郵便局を再開局。隣接するポストハウス【nzubi】(後日オープン予定)と、コミュニティルーム【KATAIBA】とあわせて、過疎地域での小さな拠り所として、地域の人達が集まり、遊べるコミュニティスペースを運営中。

えびの時空散走について


概要

インバウンド目的の観光により収益を確保する取り組みが全国的に行われていますが、オーバーツーリズムといった地域への負担も発生しています。観光庁はオーバーツーリズム対策として「観光客の受け入れと住民の生活の質を確保しつつ、持続可能な観光地域づくりを実現するためには、地域自身があるべき姿を描き、実情に応じた具体策を講じることが有効である」と述べています。サスティナブルツーリズムとは、むしろ持続可能な地域づくりから始める観光ではないかと思いますし、地域の文化、経済、環境に配慮した観光のあり方を指し、負荷のかかるオーバーツーリズムよりも持続可能性があることを期待されているのではないでしょうか。
サイクルツーリズム「えびの時空散走」では、このサスティナブルツーリズムが、地域が抱える少子高齢化、担い手不足に対するアプローチになるのではないかと考え、宮崎県 地域の魅力再発見支援事業として実施します。

■ツアーの特色
えびの時空散走にはガイドはいません。その代わりに、各地域で活動している方がサポーターとなってツアーに同行し、参加者の皆さんの話の聞き役、促し役となります。参加者のみなさんから、まちの思い出話・体験談などをお聞きしながら、対話・交流を楽しむことを目的としています。

■初心者でも安心なコース設定
どのツアーも10 ㎞程度でコース設定しているため、初心者の方でも安心して参加いただけます。ご自身の自転車で参加いただくか、えびの時空散走で用意している自転車をレンタルしての参加も可能です。(※レンタル自転車は電動アシストマウンテンバイクとなります。)

■推奨する自転車と靴について
えびの時空散走ツアーでは、自転車の乗り降りが多いこと、様々な場所で立ち寄ること、一部路面状態が悪い箇所の走行も想定していることから、クロスバイクやマウンテンバイク、シティサイクルなどのタイヤが太いタイプの自転車で、運動靴での参加を推奨しております。ご自身の自転車で参加の場合、ロードバイクでの参加も可能ですが、ビンディングシューズでの参加はご遠慮ください。

プロジェクトメンバー

プロデューサー/陸奥 賢(むつ・さとし)

1978年、大阪生まれ。中卒。2008年~2013年まで大阪あそ歩(2012年に観光庁長官表彰受賞)プロデューサー。まわしよみ新聞(読売教育賞受賞)、歌垣風呂(京都ベンチャーコンペティション企業賞)などを手掛ける。現在は「いわき時空散走」「えびの時空散走」プロデューサー。

事務局長/林田 古都里(はやしだ・ことり)

【10/18(土)・19(日)ツアー】
宮崎市出身・在住、1993年生まれ。「えびの時空散走」事務局長。東京学芸大学卒業後、2016年から2023年3月まで公益財団法人宮崎県立芸術劇場の演劇・ダンス事業の企画制作職を担当。2023年よりフリーの舞台制作者・コーディネーターとして宮崎を拠点に県内外で活動している。

【主催】宮崎県、アーツカウンシルみやざき (公益財団法人宮崎県芸術文化協会)
【協力】えびの市
令和7年度宮崎県 地域の魅力再発見支援事業

マップのダウンロードはこちらから
(※マップはえびの時空散走プロジェクトツアー時に使う独自資料ですが、オープンソースとして提供されています。)